スマホ用の縦読み漫画「ウェブトゥーン」やプラットフォームの制作会社「Trulite Korea」は、K-ウェブトゥーンプラットフォーム「Pentacomix」（12月1日発売予定）を、今月15日まで開かれている「NewYork Comic Con 2023」で公開した。
「NewYork Comic Con」は、米東部最大規模のエンターテインメント博覧会でありアニメやキャラクター、ゲーム産業と関連した最大のイベントだ。ファンと業界関係者が一堂に会する「文化祭」でもある。今月12～15日、ニューヨークのコンベンションセンターで開催した。
Trulite Koreaの「Pentacomix」は、さまざまなジャンルの韓国ウェブトゥーンを海外で手軽に楽しめるプラットフォームで、家族にやさしい「グリーン・プラットフォーム」を掲げている。12月にアンドロイド向けアプリを発売する予定で、iOSアプリとウェブプラットフォームは来年発売する予定だ。
サービスはまずスペイン語で開始する。米国、カナダ、メキシコ、アルゼンチン、チリ、スペインなど世界のスペイン語圏を優先的に狙った。その後、他言語にサービスを拡大する計画だ。
Trulite Koreaは会場で、観覧客に多様なイベントを通じて「Pentacomix」を宣伝し、発売予定作品を紹介した。来年上半期までロマンス、ファンタジー、アクション、武侠など多様なジャンルの50作あまりの韓国ウェブトゥーンが公開される予定だ。
Trulite Koreaのハン代表は「韓国ウェブトゥーンを世界で約5億人が母語として使うスペイン語に翻訳して世界に供給することで、『Pentacomix』は韓国のウェブトゥーン作家と制作会社が言葉の壁を越えて海外の読者と出会う架け橋の役割を果たすだろう」と語る。
(c)KOREA WAVE
