2024 年 5月 16日 (木)
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韓国の多人種化加速…多文化世帯・外国人が人口減少を緩和

外国人観光客らでにぎわうソウル・明洞(c)news1

韓国の人口の多文化・多人種化が加速化している。内国人は減り続けているのに比べて外国人が増え、全体の人口減少を緩和した。多文化家庭は最高数を更新し続け、5年前に比べて世帯数が25%も増えるなど人種の多様性が深化している。

統計庁の2022年人口住宅総調査結果によると、昨年の韓国の総人口は5169万2272人(昨年11月1日現在)で前年比4万5799人減少した。内国人は4993万9926人。2020年に5013万3493人を記録して以後、2年連続減少傾向にある。内国人が減った分、外国人が埋める構造になった。

昨年、韓国の外国人(3カ月以上居住)は175万2346人で、前年比10万2379人(6.2%)増加した。外国人は新型コロナウイルス感染で移動が制限された2020年(-8万3275人)、2021年(-4万5676人)の2年連続減少したが、昨年再び増加傾向に転じた。

内国人の乳幼児の減少傾向を見ると「内国人減少、外国人増加」という傾向は今後深化する可能性が非常に高い。今後、韓国がより多様な国籍と人種が集まって暮らす社会に変わることになる。

昨年0~4歳の韓国人は142万6032人で、前年比11万172人(7.2%)減少した。登録センサス方式の調査が始まった2015年(223万5397人)以降、毎年10万人以上減少している。

(c)news1

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