2024 年 5月 16日 (木)
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韓国、国連安保理非常任理事国に3度目選出…来年は日韓米3カ国が同時理事国

6日(現地時間)午前、ニューヨークの国連本部で実施された理事国選で投票する韓国のファン・ジュングク(黄浚局)国連大使(写真提供=韓国外務省)(c)MONEYTODAY

米ニューヨークの国連本部で6日実施された安全保障理事会(安保理、15カ国)理事国選挙で、韓国はアルジェリアとガイアナ、シエラレオネ、スロベニアとともに2024~25年の非常任理事国に選出された。韓国の非常任理事国選出は1996~97年、2013~14年に続き3回目。

日本は今年1月から2年間の任期を務めている。韓国当選により、2024年には常任理事国の米国を合わせて日韓米3カ国が同時に理事国として安保理で活動することになる。

投票には193カ国の国連加盟国のうち192カ国が参加。韓国はアジア太平洋グループから単独で立候補し、総有効投票192票のうち180票を集めた。当選には投票した国の3分の2以上の支持が必要だ。

安保理は国際平和や安全維持に対する一次的な責任を持つ機関。国際社会の平和と安定を脅かす重大な事案について緊密に協議し、解決策を模索する。必要に応じて加盟国に対して国際法的拘束力を持つ決定を採択できる唯一の機関でもある。

非常任理事国は平和維持に対する加盟国の貢献と地域的配分を考慮し、総会で毎年5カ国が選出される。議席はアフリカ3カ国、アジア2カ国、東欧1カ国、中南米2カ国、西欧やその他の地域に2カ国が割り当てられている。

(c)MONEYTODAY

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