2024 年 5月 22日 (水)
ホーム経済流通面白さを前面に押し出した韓国飲食業界…「おもしろ」マーケティング活発化

面白さを前面に押し出した韓国飲食業界…「おもしろ」マーケティング活発化

コカ・コーラの「リーグ・オブ・レジェンド」コラボレーション(写真=韓国コカ・コーラ提供)(c)NEWSIS

韓国で消費者が面白さを感じられる「ガチェムビ(価格と面白さの比較)」マーケティングを展開する企業が増えている。個人の楽しさと満足感を重視するMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)を狙ったものだという。

コカ・コーラは今年6月、「コカ・コーラゼロレジェンド」限定版を発売した。「リーグ・オブ・レジェンド」を開発したライアットゲームズとコラボした製品で、ゲームをしながら得る「経験値」を味で表現したのが特徴だ。

パッケージはコカ・コーラゼロを象徴する黒とグラデーションで広がる金色。パッケージ下部の「コカ・コーラクリエーション」のロゴはリーグ・オブ・レジェンドを象徴する模様と青い光彩を加え、製品のアイデンティティを強調した。

ヘテ製菓は「夏の冷やしギョーザ」を発売した。夏場の人気料理チョサムゲタン(酢と鶏の冷たいスープ)からの発想で、冬がピークのギョーザ市場で夏を狙った製品が出るのは初めてという。

また、ザ・ボーンコリアが運営するペッダバンはSMエンターテインメントの人気グループ「EXO(エクソ)」とコラボし、シーズン限定メニュー「クリームソーダ」を発売した。

7枚目のフルアルバム「EXIST」のタイトル曲「Cream Soda」をコンセプトにした甘さと清涼感が特徴で、メンバーの姿が入った専用カップホルダーも作った。

(c)NEWSIS

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