2024 年 5月 19日 (日)
ホームライフスタイル車に映画館・ゲームセンター…韓国で「ディスプレイ」無限競争

車に映画館・ゲームセンター…韓国で「ディスプレイ」無限競争

テスラモデル3のマイナーチェンジモデル(テスラチャイナホームページ)(c)news1

韓国で最近、大きく活用度の高いディスプレイを装備した新車の発売が相次いでいる。メーカーは車両の性能だけでなく、車内を居住空間として楽しめるコンテンツについてもしのぎを削っている。

米テスラはこのほど「ハイランド」と呼ばれていたモデルをマイナーチェンジして欧州・中国市場に投入すると明らかにした。外観に大きな変化はなく、室内仕様の変更に力を入れたのが特徴で、2列目の座席に8インチモニターが装着された。テスラは既存の車両でもネットフリックス・ユーチューブなどを楽しむことができるが、これによって後部座席にも同じような楽しみ方が広がるとみられる。

国内で事前契約が始まったBMWの「ニュー5シリーズ」も12.3インチディスプレイ、14.9インチコントロールディスプレイで構成されたカーブドディスプレイを搭載した。車内のゲーム機能を強化させ、ビデオストリーミング機能でユーチューブなど各種メディアの視聴もできる。また、昨年発売したBMW7シリーズは後部座席に31.3インチ大型「シアタースクリーン」を搭載している。

車両用ディスプレイによるコンテンツ競争は国内メーカーにも波及している。新車にカーブドディスプレイを装備している現代自動車・起亜は6月、OTTサービスを開始。インターネット回線によってコンテンツ配信サービスにアクセスできるようになった。

大林(テリム)大学のキム・ピルス自動車学科教授は「今や車は動くスマートフォンだ」と評している。

(c)news1

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