2024 年 5月 8日 (水)
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写真と史料でみる大統領府

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韓国大統領府(青瓦台)が10日、国民に全面開放される。青瓦台担当記者が見て感じ、学んだ青瓦台のすべてを盛り込んだ本「写真と史料で見る大統領府のすべて」(ペク・スンリョル著)が出版された。

著者は2006年に初めて大統領府担当記者になった。報道用に大統領府の写真を撮り始めたが、時間が経つにつれ、その大統領府にも慣れてきた。ある時、思わず通り過ぎた建物の美しさが目に入った。

建物を飾った要素の一つ一つが何を意味するのか気になり、平凡な装飾品だと思っていた絵が誰の作品なのか知りたくなった。著者は大統領府のすべてを観察し、その由来を探して勉強しながら、ますます大統領府にハマる。

大統領府は現代の宮殿であり文化財の宝庫だ。しかし、その外見は古宮に比べれば素朴だ。その一方で空色の青瓦、礎石、雑像、屋根、絵、家具、建築、庭園など随所に韓国文化の趣がたっぷり染み込んでいる。

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