2024 年 5月 18日 (土)
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ファッション・ビューティ業界に「没入型展示」旋風 (下)

ラネージュは21日までソウル・聖水洞S-Factoryで没入型インタラクティブ展示会「Lifeoasis2.0」を開催する(アモーレパシフィック提供)©news1

アモーレパシフィックのブランド「ラネージュ(LANEIGE)」が21日までソウル市城東区(ソンドング)のS-Factoryで開く没入型インタラクティブ展示会「Lifeoasis2.0」も口コミで人気を集めている。5分単位の予約時間も、10日まで数回を除いて売り切れている。

展示会に入場する前に撮った観覧客の顔写真を、さまざまな表情にして見せてくれる。

ラネージュ「Lifeoasis2.0」展示会「回復のインスピレーション」ゾーン©news1

「回復のインスピレーション」ゾーンではブランドと顧客、アーティストがコラボレーションしてつくり上げた展示を見ることができる。作家のノボ(NOVO)がインスタグラムを通じて「回復」についてのお客さんのストーリーを事前に知り、対話を交わした後、それをベースに作業した。

「フォトゾーンだけに集中した空間ではなく、直接歩いてみたり、押してみたり、ゲームしてみたりして楽しめるという点が良かった」「五感を満たす楽しい展示だった」「ラネージュのアイデンティティをそのまま感じることができた」など、観覧客の反応も肯定的だ。

アモーレパシフィックの関係者は「ブランド哲学を一方的に伝えるのではなく、ターゲット顧客と共感をつくり上げ、コミュニケーションを図ることができるというのがこの展示の最大の長所。顧客の生活にブランドが近づくことができる良いオフライン体験型プラットフォームだと思う」と述べた。

業界関係者は「没入型展示は最近、人とは異なる経験を追求するMZ世代に特に大きな人気を集めている。五感を刺激してブランド没入経験をより広げていくことができるというのが、これまでのキャンペーンと違う点」と分析している。

©news1

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