2024 年 5月 9日 (木)
ホームライフスタイルおばあちゃんのころを懐かしむ…韓国・若者世代をつかむ最近のトレンド

おばあちゃんのころを懐かしむ…韓国・若者世代をつかむ最近のトレンド

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韓国で最近、ハルモニ(おばあちゃん)とミレニアルを合わせた新造語「ハルマニエル」と、ニュートロトレンド(1990年代ファッションの再流行)ブームに支えられ、伝統飲料とおやつがMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)の人気を得ている。これを受けて食品・外食業界も「韓国式デザート」に注目している。

外食業界によると、焼き肉チェーン「イチャドル」は最近PB商品「ダンダンシッケ」を発売した。「シッケ」はお米を発酵して作ったジュースで、国産米を100%使い、のどごしが柔らかく甘い味が特徴のドリンクだ。

プルムウォン系列のオルガホールフードは「焼いて作った国産米煎餅」を発売した。国産のり、黒ごま、ピーナッツを使用した3種類の味がある。オルガホールフードの伝統菓子カテゴリーは昨年、前年比15%売り上げが増加しており、伝統食品ラインナップを強化して今回の新製品を発売した。

ダンキンは韓国の伝統的なおやつ「薬菓(ヤックァ)」を活用したハニーグレーズド薬菓を発売した。ドーナツ型の薬菓にハニーグレーズをコーティングしたもので、甘くて歯ごたえのある製品だ。発売11日で20万個以上売れ、ダンキンは限定版から常時販売に切り替えた。

業界関係者は「伝統の味を求める若い世代が増えており、こうした新製品が20~30代の消費者の味覚をとらえることができると期待している」と話した。

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