30分ごとにおならをする乗客がいる。その臭いでめまいがする。「他人に配慮を」という放送をお願いする――こんな要望が韓国鉄道公社（KORAIL）に寄せられ、ユーチューブ「韓国鉄道TV」チャンネルで紹介されて笑いを誘った。
KORAILによると、2022年の1年間に受け付けられた「お客様の声」は計5万6660件。1日平均では144件になる。
このうち「韓国鉄道TV」では、サービス革新処職員が「最もおかしかった事例」として、おならへの苦情を挙げた。
苦情を伝えた乗客は「誰なのかわかったが、直接抗議したらトラブルになりそうだから、おならをしないように、という放送をしてほしい」と要請したという。サービス革新処のキム・スクヒ部長は「おならをするなという案内放送はできないのではないか。少々戸惑った」と打ち明けた。
このほか、ある「鉄道オタク」から2年間で1320件の要望があったことも紹介された。
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