2026 年 7月 6日 (月)
ホームライフスタイルソウル国際図書展に15万人…熱気の一方でグッズ偏重やブース選定論争も

ソウル国際図書展に15万人…熱気の一方でグッズ偏重やブース選定論争も

28日、ソウル江南区のCOEX(c)NEWSIS

「2026ソウル国際図書展」がソウルのCOEXで6月24日から5日間開かれ、約15万人が訪れた。2025年と同程度の観覧客数を記録した。

成人の年間読書率が38.5%と過去最低に落ち込む中でも、早割チケットは完売し、会期中は連日、開場前から来場者が並んだ。世界18カ国の出版関連会社538社が参加し、展示や講演、セミナーなど400余りのプログラムを展開。テーマは「人間宣言:ホモ・ドゥドゥリ」で、AIと人間が共生する時代の人間らしさを問いかけた。

会場にはムン・ジェイン(文在寅)元大統領や作家、芸能人らも訪れ、主賓国フランスの作家ベルナール・ウェルベルは新作を携えて対談に登壇した。

一方で、早割チケットを巡っては当初、個人が最大49枚まで購入できる仕組みに不満が出て、主催側は上限を10枚に変更した。サーバー混雑や売り切れ通知への批判も相次いだ。

出版社のグッズに人気が集中し、本の祭典という趣旨が薄れたとの声もあった。ただ、グッズを本の価値を広げる新しい出版文化とみる意見もある。

ブース選定を巡っては公共性や透明性を問う批判が出た。選定から外れた出版社や作家、読者団体など51チームは、ソウル龍山区のノドゥル島で第1回「ソウルまともな図書展」を開き、商業主義に偏った運営の見直しを求めた。

(c)NEWSIS

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