2024 年 5月 17日 (金)
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「2040年代の第6世代戦闘機に備える」…韓国空軍、訓練機の性能・適正規模を再定義

地上滑走する国産航空機KT-1訓練機=空軍提供(c)news1

韓国軍が、2040年代の第6世代戦闘機の戦力化など科学技術の発展と未来環境の変化に備えるため、予備操縦士が使用する訓練機の適正性能と規模を再定義することにした。

空軍本部は最近、「未来の韓国空軍訓練機の性能や適正規模の研究」の用役を発注した。この研究は契約日から5カ月間進められる。

今回の研究目的について、空軍は「操縦士養成のために科学化訓練装備と訓練機を運営しているが、科学技術が発展するにつれ効果的な科学化訓練装備と訓練機の運営が要求されている。空軍操縦士養成飛行教育体系変化に必要な訓練機性能と訓練効果も研究し訓練機規模を最適化する必要性がある」と説明した。

現在、空軍操縦士らは国産KT-100訓練機で飛行入門教育を受け、国産基本訓練機KT-1で基本行教育課程を修了する。その後、高等T-50高等訓練機で高等課程を終え、戦闘機操縦士になる最後の段階として戦術入門の過程でTA-50で戦闘機動と射撃などの実戦技量を磨く。

空軍はまたビッグデータ、人工知能(AI)、仮想・増強現実(VR・AR)を適用した地上訓練装備を利用して「韓国型飛行教育体系」を運営中であり、今回の研究を通じて実際の航空機と地上訓練装備全ての現状を総合的に検討する。

軍関係者は「開発中か、運用中の訓練体系の現況を確認し、その妥当性を分析する。新規科学化訓練体系を適用した他国空軍の操縦士養成過程についての情報も研究する」と話した。

今回の研究は空軍本部の政策研究課題である「2040年代戦闘任務機適正規模」研究と連係して進行される。2040年代には日本や米国、中国、欧州諸国が第6世代戦闘機の開発を完了すると予想され、国産戦闘機KF21も2040年代には有人・無人複合戦闘飛行体系能力を確保した第6世代戦闘機へ進化させる。

軍関係者は「空軍操縦士養成飛行体系発展ロードマップの最新化と6世代戦闘機への発展に伴う研究が必要だ。今回の研究結果は2024年度空軍養成課程訓練機性能改善所要提起基準の定立にも活用される」と話した。

(c)news1

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