韓国江原道春川市（カンウォンド・チュンチョンシ）で先月10日、登山靴でタクシー運転手を殴ったとして、乗客の容疑者が特定犯罪加重処罰などに関する法律違反容疑で検察に送致された。SBSが報じた。
報道によると、容疑者はタクシー運転手に「飛ばせ」と迫り、罵声を浴びせながら登山靴で運転手の頭を約15回殴ったとされる。運転手は頭や耳に全治1カ月の重傷。
運転手は車を止めて車から脱出。容疑者は追い掛けようとしたが、通行人が手伝って容疑者を車内に閉じ込め、警察の到着を待った。
容疑者は「酒に酔っていてよく覚えていない」と供述しているという。
運転手は「何が何だかわからないまま殴られた。耳鳴りがして頭がくらくらする。客が怖くて仕事をまともにできない」とトラウマを訴えた。
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