今年の訪日観光客数1位を占め、日本を訪れる韓国人観光客が日々増えている中で、日本旅行必須サイトとして知られた「ビジットジャパンウェブ（Visit Japan Web）」を詐称するアプリが登場し、注意が求められている。
グーグルプレイストアで非対面日本入国審査申告書提出サイトである「ビジットジャパンウェブ」を検索すれば、これを詐称するアプリが出てくる。検索結果、アプリは1万回以上の累積ダウンロード数を記録したことが確認された。アプリの評点は4.7にもなる。
問題は、このアプリで韓国の観光客の金銭的な被害が懸念される点だ。アプリをダウンロードすれば有料決済する広告が出てくるが、広告を消すために「x」を押すと、メールアドレス、パスワード入力する欄が出てきてクレジットカード情報入力を要求する。
オンライン上では詐称アプリの被害を訴えるネットユーザーのレビューも続出している。
あるネットユーザーは「旅行前にダウンロードしてフィッシングサイトに連結され、それも知らずに本人認証しなければならないとカード番号を入力したところ39.99ドル無断決済処理された」と注意を促した。
他のネットユーザーも「料金決済をしてしまったが、被害補償をどこで受けなければならないのかわからない。アプリの評点が4点を超え、潜在的な被害が懸念される」と話している。
被害が相次ぐと、公式ビジットジャパンのウェブでは、怪しいアプリをダウンロードした場合、迅速に削除するよう知らせた。
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