2024 年 5月 19日 (日)
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「内需用」のレッテルを剥がすカカオ (上)

©news1

「世界のスマートフォン利用者の1%に過ぎない韓国を通り越して、99%がいる世界舞台に挑戦する」。韓国のネット大手カカオのナムグン・フン代表の「ビヨンド(Beyond)コリア」が現実となっている。「内需企業」と見なされていたカカオは今年上半期の海外売り上げの割合を22%に拡大し、グローバル企業へと浮上している。カカオ創業者である「未来イニシアチブ」センター長のキム・ボムス氏も新型コロナウイルス政策が緩和された後、日本や欧州を行き来しながら海外市場攻略を支援している。

カカオ半期報告書によると、今年上半期の海外売り上げは7613億ウォンで、昨年の年間海外売り上げ(6324億ウォン)を上回った。10%に過ぎなかった海外売り上げの割合も、1、2四半期連続で20%台を記録した。アジアの売り上げが全体の14%を占め、北米も約5%を記録した。

希望を持てる点は今年上半期に北米・押収の売り上げが、昨年の各地域の実績より各々4.8倍、1.3倍に増加したことだ。

カカオピッコマのロゴ(同社提供)©MONEYTODAY

カカオのグローバルな拡張は「カカオエンターテインメント」と「カカオピッコマ」がリードしている。「カカオウェブトゥーン」「ピッコマ」「タパス(Tapas)」などウェブトゥーン・ウェブ小説プラットフォーム取引額の80%が海外から出てきているためだ。

ピッコマの成長ぶりは目覚ましい。2016年4月に日本に進出した後、現在まで25四半期連続で取引額が成長している。

今年第2四半期の取引額は232億円(約2235億ウォン)で、前年同期比30%増加した。950万人の月間閲覧利用者に支えられ、月取引額が過去最高の80億円(約770億ウォン)を突破した。

今年3月に進出したフランスでも利用者が急速に増えている。モバイル市場調査会社のdata.ai(旧アプリアニメ)によると、ピッコマは第2四半期のダウンロードが前四半期に比べて急増した非ゲームアプリ5位に上がった。

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