韓国の化粧品・生活用品大手「LG生活健康」が新たに発売したタトゥープリンター「インプリントゥ」が、スタートアップ企業の製品を模倣しているのではないかと指摘され、中小ベンチャー企業省が実態調査に乗り出した。
LG生活健康の問題を指摘したのは、韓国のスタートアップ企業「プリンカーコリア(旧スケッチオン)」。「インプリントゥ」について、自社が2018年1月に発売した「プリンカー」などタトゥープリンター製品を模倣していると主張している。
インプリントゥは、ブルートゥースでつながっているスマートフォンアプリでタトゥー図案や写真を入力すれば、肌や服にタトゥーが入れられる携帯用プリンターだ。プリンカーの製品も同様に、ブルートゥースでスマホと連結し、絵を入力すれば肌にタトゥーを描く仕組み。
プリンカー側は、製品概念が似ているだけでなく、LG側が製品発売前に自社と密接に接触したとも明らかにした。
これに対し、LG側は「タトゥープリンターの概念はすでに1999年に米国でHPが登録した特許にも公開されている。時間が経って現在HPの特許権は消滅し、誰もが使える状態で特定業者の固有産物ではない」と反論している。
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