2025 年 5月 13日 (火)
ホームエンターテインメント韓国で昨年最もチケットが売れたコンサートは「イム・ヨンウン」

韓国で昨年最もチケットが売れたコンサートは「イム・ヨンウン」

イム・ヨンウン(c)news1

韓国の総合プラットフォーム企業「NOL UNIVERSE(ノルユニバース)」は2日、2024年の主要指標および消費トレンドを発表した。

それによると、昨年インターパークチケットを通じて販売された公演・チケットの取引額が前年比約11%増加した。パンデミック前の2019年と比べると170%以上も増加している。販売件数も前年比10%増、2019年比では136%増加した。

カテゴリ別では「イム・ヨンウン アイム・ヒーロー・ザ・スタジアム(IM HERO THE STADIUM)」がコンサート部門で販売件数1位を記録し、ミュージカル部門では「キンキーブーツ(Kinky Boots)」が好調だった。

カテゴリ別の取引額では、演劇が前年比28%増と最も高い成長率を記録し、コンサート(18%)、スポーツ(15%)が続いた。

カテゴリ全体でのチケット購入者の性別割合は、女性74%、男性26%で、女性消費者の比率が高かった。スポーツカテゴリでも女性比率は51%で過半数を超え、特に20~30代の女性観客はスポーツ全体の予約者のうち37%を占めた。

これは公演にとどまらず、スポーツまで含めた文化コンテンツ全般において、女性中心の消費トレンドが強まっており、MZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)の女性を中心とした能動的で主体的な余暇の過ごし方が広がっていることを示している。

カテゴリ別の予約タイミングにも変化が見られる。ミュージカル、コンサート、演劇などの公演ジャンルは予約時期がどんどん早まっている一方で、スポーツや展示・イベントなどのレジャー体験型コンテンツは比較的遅めに計画する傾向が見られた。

昨年の販売件数をもとにしたカテゴリ別の人気作品および商品ランキングを見ると、ミュージカル部門では「キンキーブーツ」「フランケンシュタイン」「シカゴ」が上位にランクイン。ライセンス作品と国内創作劇の両方がバランスよく支持を受けたと分析される。

演劇部門では「シアーマッドネス」や「ハングオーバー」など年間を通じて常設公演される定番作品が人気を維持すると同時に、「マクベス」のようにスター俳優が出演した作品も高い販売数を記録した。

コンサート部門では、イム・ヨンウンのコンサート、SEVENTEENのツアー、PSYの「ずぶ濡れショー」など、大規模スタジアム公演やブランド公演が強さを見せた。

(c)KOREA WAVE

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