チャン・ウクは、シーズン1とシーズン2では、全く違う人物像だった。作家がそれを望んだという。
その違いをしっかりと演じるため、イ・ジェウクは努力を傾けた。
外見的には、体重をかなり減らした。「私が思ったより痩せた。1週間ほど、ほとんど食べずに残りの日程を消化した」
性格面でも違いを表現しようとした。
「シーズン1ではチャンウクが茶目っ気たっぷりで、すべてを流そうとしている。話し方にこうした特徴がある。だがシーズン2では、言葉を慎み、その使い方を硬派にし、無愛想に変えようとした」
大護国術師のチャン・ウクは武芸に長けた人物でもある。そのため、華麗な術法と剣術も持っている。これを表現するには武術の練習は必須だった。
「作品に入る3カ月前から武術練習に多くの時間をかけた」
ただ、目に見えない術法を扱うだけに、CGの助けが必要だった。
「このようにCGがたくさん使われた作品への挑戦は初めてだった。物理的に何かを加えられるわけではないが、そうなっているのを演じるのは難しかった。見ることができない部分なので、頭の中で考えて、想像し、見せるふりをしなければならなかった」
こう打ち明けた。
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