2024 年 12月 26日 (木)
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アプリ改修、新サービス導入…ファンダムプラットフォーム下半期第2戦 (上)

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韓国で昨年、幕開けとなったグローバルなファンダムプラットフォーム競争が、下半期に第2戦に突入する。各社はアプリケーションの改良に乗り出すとともに、新規サービスを導入するなど利用者確保を急いでいる。

韓国のグローバルファンダムプラットフォームは、HYBE(ハイブ)の子会社Weverseカンパニーの「Weverse(ウィーバース)」、NCソフトの「Universe(ユニバース)」、SMエンターテイメントの系列会社DearU(ディア・ユー)の「bubble(バブル)」が熱い戦いを繰り広げている。各社はさまざまな分野のアーティストを確保するとともに、ファンとのコミュニケーションをよりいっそう高める「ライブストリーミング」サービスの導入も図っている。

◇「重かったアプリをガラリと改修」

下半期のファンダムプラットフォーム競争は、Universeが先陣を切った。

NCソフトの「Universe」は6月15日のアプリ改編後、利用者の間で肯定的な反応が相次いでいる。概して「以前よりもアプリの使用性が良くなった」という評価だ。

従来のUniverseアプリは容量が2GBに達し、利用者の間で「重たい」という指摘が常にあった。発熱やシステムの不具合も頻繁に起こり、不便を訴える利用者が多かった。

だが、今回のアプリ改編によりアプリの容量が従来の40分の1に当たる50MGに縮小された。

NCソフト関係者は「今回のUniverseの全面リニューアルは、これまでの1年間のグローバルサービス経験で得た利用者のフィードバックやデータを反映し、利便性の強化に集中した」と説明している。

使いやすさを改善することに加え、コンテンツの“交通整理”にも乗り出した。

Universeは、活用度が低かった3Dアバター機能「スタジオ」を削除した。代わりに、アーティストの最新ニュースを見やすく伝える「ホーム&ディスカバー」機能をメイン画面に導入した。

下半期にはUniverseのウェブバージョンや、スターとファンがリアルタイムでコミュニケーションを取ることのできる「ライブストリーミング」コンテンツも公開する予定だ。

Universeは世界の233カ所を対象にサービスを展開し、月間アクティブユーザー数(MAU)440万人を記録している。海外利用者の割合だけで89%に達する。それゆえ、利用者の利便性を考え、今後も新規機能やコンテンツを引き続き追加する計画だ。

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