韓国文化体育観光省は韓国コンテンツ振興院とともにこのほど、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで「韓国:立体的想像(KOREA:Cubically Imagined)」展示会を開催し、新技術の融合コンテンツをテーマにした韓国の仮想現実(VR)と拡張現実(AR)などの技術を発表した。
今回の行事では代表的なコンテンツ2種を含む計20種が公開されている。特にBTSが4月、米ラスベガスで開催した「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LASVEGAS)」コンサートの主要公演場面を3面LED(発光ダイオード)画面と立体音響と照明、特殊効果で再現している。公演の現場にいるような体験ができる。
また、映画「パラサイト~半地下の家族」の背景に、邸宅の居間と地下空間、半地下住宅なども仮想現実として再現した。登場人物の視点でも鑑賞できる。
「K-アーティスト」空間ではホンソン大学、ムン・ギョンジン、ク・ジュンヨプ、サンデーハウスクラブ(Sunday House Club)などメディア芸術作家の作品が展示されている。
同省関係者は「新たな技術を活用して発信される韓流コンテンツが、ワールドカップ競技のように世界の人々に無限の楽しさを与えることを願う。『韓流コンテンツ魅力を世界に拡散』するという国政課題を実現するため、新技術融合コンテンツ分野に対する支援を惜しまない」と話している。
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