
韓国のコンビニエンスストアチェーンCUは今月、業界で初めてタトゥー・キオスク(無人注文機)を導入する。
CUのタトゥー・キオスクは、肌にプリントするようにわずか1~2秒で希望のデザインを刻むことができる。イラストやテキストなど約100種類のデザインから選べるほか、外国人客を意識して宮殿、KOREA、虎、福袋など韓国らしいイメージも追加された。
利用者は韓国語、日本語、英語、中国語の中から希望の言語を選択し、デザインを選んだ後、タトゥー固定用フィクサーを肌に塗り、機器を軽く転がすとタトゥーが完成する。
選んだデザインは2分間、回数無制限でプリント可能で、機器の画面にはガイドマニュアルが表示されるため、老若男女問わず誰でも簡単に利用できる。
このキオスクには、食品医薬品安全処の規定に適合した化粧品用顔料インクが使用されており、特別な洗浄をしなければ約2日間持続する。石鹸で洗えばきれいに落とせるため、ポイントメイクとしても活用可能だ。
CUはこのタトゥー・キオスクを10日、CU明洞駅店とCU T2仁川空港第3店に設置したほか、今後はCUエバーランド店、CU水原KTX駅舎店など、人通りの多い店舗にも追加設置する。今後は、海辺や遊園地、リゾートなどタトゥー需要が見込まれる店舗にも拡大する。
BGFリテール サービスプラットフォームチームのチェ・ミンジ責任者は「CUのタトゥー・キオスクは、自分らしさを重視するセルフビューティートレンドを反映したもので、コンビニサービスの新たな進化を垣間見ることができる取り組みだ」と述べた。
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