2025 年 3月 16日 (日)
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韓国・新世界百貨店本店・新館12年ぶり大規模リニューアル

新世界百貨店本店の外観=新世界百貨店提供(c)news1

韓国・新世界百貨店本店が12年ぶりに新館を大規模リニューアルし、高級ブランドや飲食店を強化する。新館は14日にオープンし、名品ファッションやジュエリー、ミシュラン掲載のレストランを集め、国内屈指の高級ショッピング空間へと生まれ変わる。

新館3階は「海外デザイナーズブランド専門館」として再編され、ルメールやクレージュなど世界的ブランドが新規入店。ジャックムス、エルデム、ドリス・ヴァン・ノッテンの常設店舗もオープンする。2階では、バーバリーやバレンシアガなどの売り場を20%拡張し、ポメラートやメシカのジュエリー売り場も従来の2倍規模に拡大する。

レストランフロアは本館5階から新館13・14階に移転し、プレミアムな美食空間を演出。ミシュラン7年連続「ビブグルマン」の光化門クッパや、西館麺屋が初出店。江南店で人気の寿司店「キムスサ」も加わり、今後も老舗やトレンドF&Bが順次オープンする予定だ。

館内のインテリアはヨーロッパの庭園やギャラリーをモチーフにし、2階はフランス庭園風、3階はアート空間を意識したデザインに。動線を広げ、快適なショッピング環境を整えた。

また、新館7階にはVIP向けの「ファーストプライムラウンジ」を新設し、既存の「ファーストラウンジ」も全面改装。事前予約制のラウンジ席やプライベートダイニングルーム、有名作家のアート展示など特別なサービスを提供する。

新世界百貨店の関係者は「名品ブランドとジュエリーを強化し、話題のグルメを揃えた新館で、顧客に新たなショッピング体験を提供する」と語った。

(c)news1

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