2025 年 3月 4日 (火)
ホーム社会ソウル市の「漢江バス」、6月運航へ…開かれる「水上通勤路」

ソウル市の「漢江バス」、6月運航へ…開かれる「水上通勤路」

漢江バス=ソウル市提供(c)news1

ソウル市が推進する環境に優しい水上公共交通「漢江バス」2隻がこのほど、汝矣島(ヨイド)近くの漢江に到着した。今年上半期中にさらに10隻を追加導入し、6月の運航を目指している。

2隻は今月24日、慶尚南道泗川(サチョン)を出発し、南海(ナメ)と西海(ソヘ)を経由して漢江まで移動した。昨年11月に進水し、係留試運転、船内設備点検(STW)、海上試運転を経て、韓国海洋交通安全公団(KOMSA)の検査を最終的に通過した。

ソウル市は、漢江バスを新たな公共交通手段として定着させる。そのため、今年上半期中に合計12隻を順次導入し、通勤時間帯には15分間隔で運航する。うち2隻は予備船として配置され、運航中の故障や事故発生時に即時投入し、運航の空白を最小限に抑える役割を果たす。

運航時間は、平日は午前6時30分から午後10時30分までの1日68便、週末は午前9時30分から午後10時30分までの1日48便を予定している。

通勤時間帯には急行路線が運行され、麻谷(マゴク)―汝矣島(ヨイド)―蚕室(チャムシル)間を最短54分で移動できるよう設計されている。

各駅停車の一般路線は麻谷―望遠(マンウォン)―汝矣島―狎鴎亭(アックジョン)―玉水(オクス)―トゥクソム―蚕室を経由し、所要時間は約75分となる。

(c)news1

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