
韓国のサムスン電子で大規模ストライキによる「30兆ウォン(約3兆3000億円)の損失」を警告して議論を呼んだ労組委員長が、会社側との交渉ではなく東南アジアへ休暇に出たと伝えられ、波紋が広がっている。
業界関係者によると、5月のゼネストを主導しているサムスン電子超企業労組のチェ・スンホ委員長は最近、東南アジアの休養地へ向かったとされる。社内匿名コミュニティーや株主からは「会社と国家経済に不安を広げておきながら無責任だ」「貴族労組のモラルハザードだ」といった批判が相次いでいる。
チェ氏は休暇直前、労組ホームページに「不参加者は同僚と見ることは難しい」とする文章を掲載し、組合員に闘争参加を強く求めていた。本人は不在でありながら現場の社員には「同僚関係の断絶」を示唆して圧迫した形だ。
さらに、サムスンバイオロジクスの労組委員長も同時期に休暇を取っており、指導部の「同伴休暇」への批判も出ている。
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