2025 年 1月 23日 (木)
ホーム政治「散歩中に偶然」「若者文化を体験」…ソウル西部地裁乱入の動機、続出する支離滅裂な弁明

「散歩中に偶然」「若者文化を体験」…ソウル西部地裁乱入の動機、続出する支離滅裂な弁明

外壁とガラス窓が壊されたソウル西部地裁(c)NEWSIS

韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の逮捕に憤慨した支持者がソウル西部地裁で暴力騒動を起こし、計90人が現行犯逮捕された。このうち63人に対する拘束令状が請求され、順次審査が進められている。

18日から19日にかけてソウル西部地裁や憲法裁判所周辺で発生した集団暴力行為で、警察は違法行為をしたとされる66人に対し拘束令状を申請。その内訳は、地裁への侵入46人、公務執行妨害10人、さらなる重大な容疑を持つ10人で、特に20~30代の若者が46人と最多を占めている。

オンラインコミュニティキャプチャー(c)MONEYTODAY

拘束令状の審査を受けた支持者らは、乱入の理由について「若い世代の集会文化を体験しようと思った」「散歩中に偶然通りかかった」など、支離滅裂な弁明を続けている。他には「教会の信者と光化門を訪れたが、人がいなかったので西部地裁に来た」といった説明もあった。

今回の騒動によるソウル西部地裁の施設損壊被害は6億~7億ウォン(約6600万~7700万円)に達する見込みだ。大法院(最高裁)は、刑事処罰とは別に、関与した全員に対して民事上の損害賠償を請求する方針を示している。一部の参加者には個人ごとに数千万ウォンの賠償が科される可能性がある。

(c)MONEYTODAY

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