2024 年 12月 28日 (土)
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韓国・今年を代表する「人・話題」…圧倒的1位は「戒厳令」

3日の非常戒厳宣言当時、国会議事堂前で窓ガラスを割って建物内に進入する戒厳軍(c)KOREA WAVE

韓国のHRテック企業「インクルート」は26日、今年の「人」と「話題」について調査した結果を公開した。今年の話題は「戒厳令事態」が圧倒的な1位を記録した。また人物は分野別に▽BLACKPINKのロゼ(芸能)▽バドミントン選手アン・セヨン(スポーツ)▽ADOR(アドア)代表だったミン・ヒジン氏(経済・企業家)――らが名を連ねた。

同社は会員1315人に「今年の代表的な話題」について重複回答で聞いた結果、84.4%が「戒厳令事態」を挙げた。これに▽小説家ハン・ガン氏のノーベル文学賞受賞(45.0%)▽トランプ氏再選(36.1%)――などが主要な話題に挙がった。

人物については▽放送・芸能▽スポーツ▽経済・企業家――の計3分野で最も印象深かった人物を1人選択してもらい、その理由についても尋ねた。

まず放送・芸能分野では歌手ロゼ(19.2%)が1位となった。ロゼを挙げた理由は「話題性」(肯定・否定)が79.0%で最も多かった。ブルーノ・マーズとデュエットで歌った「APT.」が、世界的に流行した影響とみられる。2位は俳優チョン・ウソン(19.0%)、3位はアイドルグループ「NewJeans」(16.3%)だった。特に年代別にクロス分析した結果、NewJeansは20代で24.0%と今年の人物1位に選ばれた。

スポーツ分野では、パリ五輪金メダリストで大韓バドミントン協会に対する不満をストレートに語って注目を集めたアン・セヨン選手が(23.9%)1位を記録した。選択理由で最も多かったのは「価値観や信念」(28.7%)だった。2位はサッカー選手のソン・フンミン氏(15.4%)、3位は射撃選手のキム・イェジ氏(12.2%)。2024年パリ五輪のヒーローが多数を占めた。

経済・企業家の分野では、ADORの代表だったミン・ヒジン氏(29.6%)が1位となった。ミン・ヒジン氏を選択した理由の中で「話題性」(肯定・否定)が59.4%で最も多かった。ミン・ヒジン氏は韓国のエンターテインメント企業「HYBE」と対立し、HYBEや傘下レーベルと係争中だ。

2位は韓国の料理研究家で、ザ・ボーンコリアのペク・ジョンウォン代表(23.1%)、3位はサムスン電子のイ・ジェヨン会長(9.7%)だった。性別クロス分析の結果、「男性」はザ・ボーンコリアのペク・ジョンウォン代表(25.5%)を、「女性」はミン・ヒジン氏(41.1%)を最も多く選択したことがわかった。

(c)KOREA WAVE

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