2024 年 12月 26日 (木)
ホームライフスタイルトラベル韓国ホテル業界の実績「期待感」↑…外国人旅行客増と“大谷翔平特需”も

韓国ホテル業界の実績「期待感」↑…外国人旅行客増と“大谷翔平特需”も

仁川国際空港第1ターミナル免税店(c)news1

韓国内の旅行需要が回復傾向を示し、国内主要ホテルの予約率も大幅に上昇している。日本人大リーガーの大谷翔平選手(LAドジャース)の訪韓など特需も好影響を与え、外国人観光客が集まるシーズン(4~5月)を前に、業界内では期待が高まっている。

ホテル新羅(シルラ)、朝鮮(チョソン)ホテルアンドリゾート、ロッテホテル、ハンファホテルアンドリゾートなど、国内主要ホテルの3月の客室予約率は、昨年同期比10%以上伸びた。外国人客室の割合も80%に迫った。

ホテル新羅の場合、3月の客室予約率が前年同期比10%以上も上昇した。ホテル新羅関係者は「ビジネス旅行客と家族型レジャー顧客がよりいっそう増えている」とし、「客室予約率の増加は、客室外の売り上げにも直結するので重要だ」と話した。4月の客室予約も昨年より早めに締め切られた。

ロッテホテルも、3月の客室予約率が前年同期比約10%以上増加した。4~5月もすでに70~80%以上の予約がある。ハンファホテル&リゾートも、昨年に比べて7%の伸びを見せた。新型コロナウイルス感染以前より高い数字だという。

昨年と比べてホテル予約率が大幅に上がっている背景には、外国人旅行客の増加がある。仁川国際空港公社によると、今年3月の国際線旅行客数は、昨年同期比で50%以上増加している。

大谷翔平選手らのメジャーリーグワールドツアー「ソウルシリーズ」と「2024アジア50ベストレストラン」授賞式なども好材料として作用した。

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