2024 年 12月 23日 (月)
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韓国・崩壊事故の橋を含む安全点検の支出、適正価格のほんの7%か

京畿道の亭子橋崩壊事故現場で合同で鑑識作業を進める警察科学捜査隊と国立科学捜査研究院の関係者ら(c)news1

韓国城南市(ソンナムシ)盆唐区(ブンダング)が、2人死傷の崩壊事故が起きた亭子(チョンジャ)橋を含む橋梁、歩道橋などの定期安全点検について、橋梁1本当たり平均わずか31万8000ウォン(約3万2323円)で契約していたことが確認された。適正な点検費用の7%に過ぎないという指摘もあり、不良点検の可能性も浮上している。

news1が入手した城南市の2021年上半期定期点検報告書によると、盆唐区は橋梁147本と歩道橋33本の定期点検に約5720万ウォンを支出した。橋梁1本当たり平均31万8000ウォンになる。

施設安全協会は国土交通省の定期安全点検データを基準に、長さ100メートルの橋梁に対する定期安全点検の適正費用を460万ウォン(約46万7400円)と提示している。橋梁の種類や規模に差はあるとはいえ、相当低い金額だ。

こうした価格では受注業者に利益が出ないため、専門家らは「点検の受注業者が違法に下請けをした可能性」を指摘している。城南市関係者は「適正費用を算出し、入札を通じて業者を選定した」と釈明している。

(c)news1

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