訪問サービスによる社会貢献に力を入れるLG電子は昨年末、全国の社会福祉施設を訪問し、自社製品に問題や苦情がないか点検を進め、トラブル予防のサービスを無料で実施した。
洗濯機は寒い冬に凍結のトラブルがよく発生する製品だ。LG電子は、洗濯機排水ポンプから残水を除去し、蛇口を保温材で包むなど凍結予防作業と殺菌サービスを実施した。夏の間ずっと使用していたエアコンの冷媒圧力、電線連結状態なども点検した。
空気清浄機のフィルターを点検したり、掃除機の吸入力や騒音、バッテリー性能点検などをチェックしたりし、製品利用に困難がないよう確認した。LG電子は今後年2回、社会福祉施設を対象にボランティア活動を継続する方針だ。
◇不正腐敗防止など作業環境の先進化
キヤノンコリアは、ISMS-P認証を取得した。これは、情報管理および個人情報保護のための措置が十分かどうか、韓国インターネット振興院または認証機関が証明する制度だ。
ISMS-P認証を受けるためには、管理体系の確率及び運営、保護対策の実施、個人情報処理に向けた段階的措置の3つの観点別に、計102の認証基準について徹底した審査を経なければならない。
事務機部門でISMS認証を取得するキヤノンコリアは、カメラ部門との経営統合以降、従来保持していたISMS認証からISMS-P認証に切り替え、顧客の個人情報管理システムを強化した。
LGイノテックも昨年、「グローバルコンプライアンス経営システム」の認証を取得した。これは、国際標準化機構（ISO）が実施する認証制度だ。企業が法律遵守や倫理経営実践を通じ、潜在的なリスクから組織と役職員を保護しているか、などについて評価する。
認証を受けた分野は、反腐敗、財務、コーポレートガバナンス、人事労務、公正取引、情報保護、安全環境の計7部門。
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