韓国で1日施行された「故郷愛寄付制」（韓国版ふるさと納税）に、人気グループ「防弾少年団（BTS）」のJ-HOPE（ジェイホープ）や歌手のミジュらが参加した。
J-HOPEは3日、父親を通じて、光州（クァンジュ）市北区に寄付金500万ウォン（約51万円）を寄託するという意思を伝えた。J-HOPEは同市北区で生まれで、小中高校時代をここで過ごした。J-HOPEは現在、米国滞在中で、帰国次第、寄付金を渡す。
「沃川（オクチョン）の女神」で知られるミジュも1日、青少年や恵まれない人たちのためにと忠清北道（チュンチョンブクト）沃川郡に寄付金500万ウォンを送った。
ミジュは「大切な思い出のある故郷・沃川が住みやすい都市であり続けることを願う」と話したうえ「多くの国民が故郷愛寄付制に参加してほしい」と呼びかけた。
俳優のイ・ジョンギルは慶尚北道（キョンサンブクト）1号の寄付者となった。イ・ジョンギルは現在の北朝鮮咸鏡北道（ハムギョンプクト）清津（チョンジン）市出身だが、「慶北が故郷ではないが、俳優としてさまざまな作品に関わりながら、韓国文化と歴史の中心となる慶北を第2の故郷と考え、最初に故郷愛寄付金を寄付した」と説明した。
居住地でない地域に年間500万ウォン限度に寄付をすれば、税額控除とともに返礼品（寄付金の30％限度）を受け取ることができる。各自治体は草刈り代行サービスからキャンプ場割引券まで、多様な返礼品を準備している。
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