韓国カジノの主要顧客である日本人が近いうちに韓国に戻ってくるという期待も高まっている。
先月29日には済州ドリームタワー複合リゾートにファムツアーの団体やカジノVIPら200人の日本団体観光客が訪れ、長蛇の列を作った。
韓国観光公社と済州観光公社、韓国の格安航空会社（LCC）「ティーウェイ航空」の招請で、済州を訪問した日本ファムツアー団は、日本国内の主要報道機関記者とともに旅行会社関係者、10万～40万人の購読者を持つインフルエンサー（ユーチューブ、インスタグラム、ティックトックなど）など150人で構成された。
この中には日本アイドルグループNBM48の元メンバー、白間美瑠もいた。ファムツアー団とは別に、日本カジノVIP39人も済州ドリームタワーの招待で訪問した。
◇来年初めには正常軌道に乗るか
今月初めには台湾の有力芸能人が韓国広報のため訪韓する。韓国観光公社は先月、台湾内の主要旅行会社であるカンフー（Cola）旅行会社、ションズ（Lion）旅行会社など、計28人の台湾旅行業界関係者を対象に、ファムツアーを実施したのに続き、今月初めには台湾の有力芸能人を招待する。
こうした芸能人は、訪韓して撮影を進め、自身のブログにも韓国旅行談を掲示しているという。11月には台湾国際観光博覧会に大規模観光業界誘致団を設けて参加する予定だ。
韓国観光公社中国チーム長のト・ヒョンジ氏は「2023年第1四半期は中国を除き、日本と台湾を基点に外からの観光客市場が正常軌道に乗る、というシグナルになるだろう。業界では、香港が11月から入境を開放するという話も出てきており、来年が新型コロナウイルス以降、海外観光客市場が始まる真の元年になるだろう」と展望しっている。
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