2026 年 7月 6日 (月)
ホーム社会W杯惨敗でも居座るサッカー協会、ホン・ミョンボ氏「2分間の辞任劇」の裏で進む大いなる無責任

W杯惨敗でも居座るサッカー協会、ホン・ミョンボ氏「2分間の辞任劇」の裏で進む大いなる無責任 [韓国記者コラム]

大韓サッカー協会のあるソウルのサッカー会館(c)news1

サッカー・ワールドカップで衝撃的なグループリーグ敗退となり、国民的な怒りが高まる中、責任を取って退くと表明した人物は代表監督だったホン・ミョンボ氏ただ1人だ。

それさえも、メキシコ現地のワールドカップ・ベースキャンプで約2分間、準備した辞任表明文を読んだだけで、別途の質疑応答はなかった。ホン・ミョンボ氏は選手団本隊と帰国した際も口を閉ざしたまま仁川国際空港を離れ、2日後に突然米国へ出国した。

ホン・ミョンボ氏が去っただけで、今回のワールドカップ失敗に大きな責任がある大韓サッカー協会には、これといった措置がない。

ホン・ミョンボ氏は2014年、ブラジルワールドカップで惨たんたる内容に終わった後、大韓サッカー協会のホ・ジョンム副会長(当時)とともに辞任した。今回は、そうした責任ある執行部の行動が見えない。

チョン・モンギュ(鄭夢奎)会長は北中米ワールドカップを最後に辞任すると明らかにしているが、まだ職を退いた状態ではない。

文化体育観光省と大韓体育会は、次期会長選挙を直接選挙制に変えるため、加盟競技団体規定の改正をめぐる議論を進めている。

イ・ジェミョン(李在明)大統領も大規模なスポーツ行政改革を迅速に進める方針を示した。チェ・フィヨン(崔輝永)文化体育観光相とパク・チソン(朴智星)国際サッカー連盟分科委員会委員が共同委員長として参加する「Kサッカー革新委員会」も発足する。

そうした状況で、大韓サッカー協会は既存組織を維持したまま「ホン・ミョンボ後任」の選任作業に着手した。

大韓サッカー協会がワールドカップ失敗に対するコメントを示したのも、グループリーグ敗退が確定してから5日後の3日だった。その謝罪文も午後9時近くになって公開された。

戦力強化委員会は3日、新たなサッカー代表監督の選任について多角的な方向性を検討し、代表チーム運営の安定性確保を最優先に考慮し、今後の追加会議で議論を続けることにした。ただ、詳しい説明はなかった。

戦力強化委員会は2025年5月、ヒョン・ヨンミン国家代表戦力強化委員長を含むキム・ホヨン、キム・ドギュン、キム・ウンジュン、イ・ミヨン、チョン・ガウル、キム・ジョンジンの計7人で構成された。

大韓サッカー協会は、委員らが規定に基づき、北中米ワールドカップを控えた5月に再委嘱の同意を経て留任したと明らかにした。一部委員が交代したとの話もあるが、協会はその事実関係も明らかにしていない。

空席となった新たなサッカー代表監督を選ぶことは重大な課題だ。ワールドカップに次ぐ大きな大会である2027年アジアサッカー連盟(AFC)アジアカップまで、残り6カ月しかない。9~10月には最大4試合の強化試合も準備しなければならない。

大韓サッカー協会の刷新が終わるのを待つだけではいられないため、スピードを出す必要はある。しかし、能力ある監督を正しい手続きで選ぶことの方が重要だ。物理的に時間が足りないことを理由に拙速に進めれば、さらに深刻な問題を引き起こしかねない。

現実的には、暫定監督に9~10月のAマッチを任せながら、2027年アジアカップと2030年ワールドカップで代表チームを率いる最適な監督を探す必要がある。

しかし、大韓サッカー協会が責任ある行動を見せないまま新たなサッカー代表監督を選ぼうとする過程が、好意的に受け止められるはずはない。沸き立つ世論に油を注ぐことになる。【news1 イ・サンチョル記者】

(c)news1

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