
ロシアによるウクライナ侵攻に派兵され、ウクライナ軍の捕虜となった北朝鮮兵2人の韓国移送が1年以上進展していない問題で、ロシア側が北朝鮮兵の身柄と引き換えに、自国に拘束しているウクライナ国民数千人の釈放を提案していることが明らかになった。外交安保消息筋が明らかにした。
最近韓国を訪問したウクライナのシビハ外相が、韓国のシンクタンク関係者らに明かした。現在ウクライナが拘束している北朝鮮兵2人は2025年初め、メディアのインタビューなどを通じて韓国への亡命の意思を公に表明。韓国政府も、本人の自由意思に基づく場合は受け入れるとの立場を維持してきた。
しかし、ウクライナにとっては、自国民数千人の命を救うための重要な交渉カードとなる可能性があるため、北朝鮮兵の扱いを容易に決められない状況が続いている。シビハ外相は6月30日にソウルで開かれた韓国・ウクライナ外相会談でもこの問題を協議しており、両国は国際法と人道主義の原則に基づき解決策を模索することで一致した。
韓国政府は受け入れの原則を変えていないが、捕虜交換や見返りを伴う交渉の形で送還が進むことに対しては慎重な姿勢を示しているとみられる。
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