
韓国で夜間に長時間働く労働者の平均年齢が5年前より1.6歳下がったことが分かった。就業者全体が高齢化する流れとは逆で、若年層が深夜サービス業やアルバイトに多く従事している実態が浮かぶ。
韓国労働研究院の「夜間労働者の労働環境と健康」報告書によると、2024年の平日基準で午後10時から翌朝6時まで働く夜間労働者は216万5000人で、全就業者の14.2%を占めた。2019年より40万1000人減った一方、週末夜間労働者は117万6000人と35万9000人増えた。
長時間夜間労働者の平均年齢は2019年の43.2歳から2024年に41.6歳へ低下した。男性比率も高く、4時間10分以上の夜間労働者では77.1%に達した。業種別では運輸・倉庫業、卸小売・飲食宿泊業で比率が高かった。
労働時間の負担も大きい。夜間労働をしない就業者の週労働時間は39.1時間だったが、長時間夜間労働者は48.6時間だった。それでも所得水準に大きな差はなく、月400万ウォン(約44万円)以上の高所得層は通常勤務時間帯の方が多かった。
健康面では格差が目立つ。健康状態が「非常に悪い」と答えた長時間夜間労働者は2.9%で、5年前から1.5ポイント上昇した。「非常に疲れている」との回答も43.6%に上った。午後10時以降は1人で働く比率が40%を超え、明け方には半数近くになる。報告書は、夜間単独勤務の安全規定が事実上空白だと指摘し、2人1組勤務や近距離に同僚を置く環境整備を求めた。
(c)NEWSIS