
韓国・慶尚北道(キョンサンプクト)慶州(キョンジュ)市の金融機関「セマウル金庫」の支店長が、金庫の現金を横領した後に「おもちゃの偽札」を詰めて隠蔽を図っていたことが分かり、ずさんな管理体制に批判が集まっている。
慶州警察署などによると、事案が起きたのは2026年1月。この支店の管理責任者だった支店長の男が、店舗の金庫から現金7000万ウォン(約770万円)を無断で引き出して横領した。男は発覚を免れるため、インターネットで購入した偽の5万ウォン札を代わりに金庫へ補充した。偽札はキャラクターが印刷されているなど目視でも容易に判別できるレベルだったが、支店長と課長の2人しか勤務していない小規模店舗だったため、監視の目を盗んで一時は発覚を免れていた。
その後、異変に気づいた同僚職員の通報により犯行が露見した。しかし、セマウル金庫側は独自調査を優先し、警察への通報を先送りしていたとされる。結局、男は事件発生から約半月が経ってから自首する形で警察の調べを受け、最近になって裁判所から略式起訴処分を受けた。
事件の縮小・隠蔽疑惑について、セマウル金庫側は「事実を把握した直後に支店長を即時免職処分とし、被害額も全額弁済されたため内部的に終結した事案だ」と説明している。
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