
チャンネル登録者数20万人を超える韓国の人気運動系ユーチューバー「チョンチョンTV」が、株式投資の失敗によって約7億ウォン(約7700万円)の全財産を失ったと告白し、波紋を広げている。自身の経験をもとに、一獲千金を狙う無理な投資への危険性を訴え、注目を集めている。
チョンチョンは自身のチャンネルに投稿した動画で、合唱団での活動からYouTubeを始め、40歳まで苦労して稼いできた収益をすべて失ったと明かした。「若者が労働だけでソウルに家を買うのは難しいと思い、投資を始めた」という。
当初はグーグルやアップル、テスラといった海外の成長株への積み立て投資で、100~150%の利益を出すなど順調だった。しかし、短期間で大きな利益を得たことで「自分は株の才能がある」と錯覚。これが破滅の引き金となった。
その後、レバレッジ商品や暗号資産(仮想通貨)関連のテーマ株といったハイリスクな短期売買に没頭。一時は1週間で2億ウォン(約2200万円)を稼ぐこともあったが、さらに欲を出したことで一転して巨額の含み損を抱えた。損失を取り戻そうと危険な取引を繰り返した結果、2026年に入ってからの追加損失も合わせ、計7億ウォンを失った。
証券口座の内訳も公開したチョンチョンは、「通帳は完全に『0ウォン』の状態。40年間で稼いだお金がすべて消えた」と吐露。精神的に追い詰められ、周囲を避けて暗い部屋に引きこもる日々が続き、悪い考えが頭をよぎることもあったと涙ながらに打ち明けた。
自身の過ちを振り返り、「最初は健全な投資でも、だんだん早く、大きく稼ぎたいという欲に支配される。特にお金を失った焦りから危険な株に飛びつくのが一番恐ろしい」と指摘。さらに「お金だけでなく、健康や幸せ、人間関係まで全てを失いかねない。無理な投資だけは絶対にしないでほしい」と視聴者へ強く呼びかけた。今後は株を完全にやめ、本業の運動と動画配信に集中して再起を図るという。
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