
韓国の大手ファッションEC企業「ムシンサ(MUSINSA)」が運営するムシンサビューティーは24日、ファッションブランドやファン型知的財産権(IP)を結び付けるコラボ戦略で、ビューティーブランドの成長を支援していると明らかにした。単なる販売チャネルにとどまらず、ブランド間のマッチングからコンテンツ企画まで直接関わり、顧客層や購買傾向を分析して認知度向上と取引額増加につなげている。
代表例は、雪花秀とデザイナーブランド「LEJE」のコラボだ。5月11日にムシンサで先行発売された「雪花秀パーフェクティングクッション」は、発売30分で完売した。LEJEの感性を反映した螺鈿ケースが注目を集め、雪花秀の5月の取引額は前年同月比261%増えた。
コラボの範囲も広がっている。2月には健康機能食品ブランド「セレックス」と頭皮専門ブランド「ラボエイチ」を「タンパク質」という共通点で結び、イベントを開いた。自己管理志向の顧客がヘアケアにも関心を示すというデータに基づく企画で、2026年1~5月の取引額はそれぞれ前年同期比141%、111%増加した。
インフルエンサーやキャラクターIPとの連携も成果を出している。ダーマクリーンビューティーブランド「ザラボバイブランドゥ」は、ビューティーインフルエンサーと基礎化粧品を単独展開し、5月の取引額が前月比約19倍に伸びた。フレグランスブランド「テイラーセンツ」もキーリングブランド「モナムヒ」との企画で、1~5月の取引額が149%増えた。
ムシンサビューティーは8月の「ムシンサビューティーフェスタ」でも多様なコラボ商品を披露する。業界では、顧客データを基盤に異業種やIPをつなぐコラボ型キュレーションが、新たな成長方式として定着しつつある。
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