2026 年 7月 2日 (木)
ホーム経済不動産ソウル高騰で京畿南部へ…東灘マンション市場、買い手の4割が30代

ソウル高騰で京畿南部へ…東灘マンション市場、買い手の4割が30代

京畿道華城市東灘区一帯(c)news1

韓国で先月、京畿道華城市東灘区のマンションなど集合建物の購入者のうち、30代が39.1%を占めた。従来の中心層だった40代の30.8%、50代の16.5%を上回り、最大の購入層となった。

裁判所登記情報広場によると、30代の購入比率は2025年6月の33.7%から2026年1月に40.4%へ拡大した。購入者数も2026年1月の509人から2月に772人、先月は1023人に増えた。

東灘は15億ウォン(約1億6500万円)以下のマンションが多く、最大6億ウォン(約6600万円)の住宅担保ローンを活用しやすい。非規制地域のため、チョンセ(保証金賃貸)を抱えて購入する「ギャップ投資」も可能だ。

半導体産業の背後需要も大きい。東灘は半導体産業ベルトへシャトルバスで通勤できる地域とされ、市況回復への期待や成果給を背景に、若い従事者が初めてのマイホーム購入に乗り出している。不動産仲介業者は、2026年初めから来店客の80~90%が30代で、SKハイニックスに続きサムスン電子社員の訪問も増えたと話す。

社内住宅資金融資も購入余力を高めた。サムスン電子社員は最大5億ウォン(約5500万円)前後を年1.5%水準で借りられ、SKハイニックス社員も低金利融資を利用できる。こうした融資は総負債元利金返済比率規制の対象外だ。

チョンセ難による購入転換も重なり、東灘区マンションの2026年累計上昇率は11.4%に達した。専門家は、ソウルへのアクセスと半導体需要を背景に、京畿南部で30代の実需が当面続くとみている。

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