
韓国中部の大田(テジョン)で、2年前に集団暴行の被害に遭いメディアでも取り上げられた女子高校生(当時中学2年、現高校1年)が、最近になって再び同年代のグループから暴行を受けていたことが分かった。被害生徒の母親がJTBC「事件班長」を通じて明らかにした。母親は事前に計画された「わな」による犯行だと主張しており、警察が捜査に乗り出すとみられる。
被害生徒の家族らによると、生徒は2024年に起きた集団暴行事件で大きな精神的ショックを受け、治療を続けながらようやく日常を取り戻しつつあった。しかし先月、小学生時代からの友人との間でささいな誤解から関係が悪化し、「見つけたら殴る」などと脅迫されるようになったという。
事件が起きたのは今月14日夜。被害生徒は1歳年下の中学生から「公園に来て」と呼び出され、不審に思うことなく向かったところ、待ち伏せていたグループから暴行を受けた。
現場では、生徒らがいじめを共謀したとみられる状況も判明している。事件前、複数の中学生が被害生徒の悪口を言う中で特定の女子生徒に連絡を取り、連絡を受けた女子生徒が「私が殴ってあげる」と応じて現場に加わったという。
暴行の際、周囲の男子生徒らは「ワンツーをしっかり入れろ」「タックルして倒せ」などと骨折や負傷をあおる言葉を浴びせ、一部の生徒はその様子をスマートフォンで撮影したり傍観したりしていたとされる。被害生徒が救いを求めた声を通りかかった市民が聞きつけ、現場に介入したことで暴行は収まり、生徒は市民に付き添われて帰宅した。
生徒は翌日になって母親に被害を打ち明けたが、過去の古傷である膝を意図的に狙われたことや、長年の友人が関与していたことに激しいショックを受けており、自ら精神科での心理治療を求めているという。
番組に出演した弁護士は「暴行をあおったり現場を撮影して傍観したりした状況が事実であれば、共犯や教唆罪、幇助罪が成立する可能性がある」と指摘し、厳格な法的責任の追及が必要だと述べている。
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