2026 年 6月 24日 (水)
ホーム社会学校の塀に“木を植えるの禁止”…ソウル市教育庁が学校複合施設に「超厳格な防犯基準」を導入したワケ

学校の塀に“木を植えるの禁止”…ソウル市教育庁が学校複合施設に「超厳格な防犯基準」を導入したワケ

ソウル中浪区新内洞で開かれた仮称・東進学校新築工事の起工式=ソウル市教育庁提供、2025年10月22日撮影(c)news1

ソウルの学校複合施設の周辺で、今後は塀に沿って木を植えたり、よじ登る足場となるような構造物を設置したりすることが一律に禁止される。また、敷地の境界を示す塀や出入り口には、内外の視線が通る「透視型」の材料を使用することが義務づけられる。学齢人口の減少に伴って各地で新設が進む同施設をめぐり、一般人の出入りによる犯罪発生の懸念が高まっていることから、ソウル市教育庁が施設の設計段階から防犯性を高める独自の基準を導入した。

同教育庁が18日までに公布した関連条例の施行規則などによると、この「学校複合施設犯罪予防デザイン基準」は、学校と地域住民が共有するプールや図書館などの施設を対象に、敷地境界や建物内外の安全対策を定めたものだ。

新基準では、不審者の侵入を防ぐため、塀の外側近くに木や柱といった足場になるものを置くことを禁じた。さらに、内部にいる人が、建物に近づいてくる人を視覚的に素早く認識できるよう、塀自体を透視型に限定する。児童・生徒が過ごす通常の学校施設との間にはフェンスなどの境界を設け、出入り口の動線も完全に分離させる。

敷地内の植栽についても、防犯カメラの視界を遮らないよう配慮を求め、建物に伝って登ることができる位置への植樹を認めない。死角になりやすい駐車場や廊下、階段などには明るい照明やカメラの設置を義務づける。

同教育庁の関係者は「防犯デザインの基準を整備することで、施設設置の段階から犯罪を未然に防ぎ、地域住民と子どもたちが共に安心して利用できる安全な環境をつくりたい」としている。

(c)news1

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