
出前配達アプリで昼食を注文したところ、訪れた配達員が自宅の玄関ドアの暗証番号を何度も押し、室内に侵入しようとしたという女性の体験談が韓国のインターネット上で公開され、波紋を広げている。女性は極限の恐怖を訴えており、ネット上では配達員の不審な行動への疑念とともに、運営プラットフォーム側の不誠実な対応を批判する声が相突き、注目を集めている。
今月1日、あるオンラインコミュニティーに「配達員が我が家のドアロックを押した」と題した投稿があった。投稿者によると、食事の配達完了通知を受けて待っていたところ、突然何者かが玄関のドアノブをガチャガチャと回し、ドアロックの暗証番号を入力し始めたという。恐怖で立ちすくんだ投稿者は、内側から玄関ドアを強く蹴り、「誰だ、なぜドアを開けようとするのか」と叫んだ。
外にいた配達員は「出前を頼んだだろう。注文書に共同玄関の暗証番号が書いてあったので、このドアが共同玄関だと思った」と弁明したという。しかし、投稿者はすでに1階のオートロック(共同玄関)を通過してエレベーターで上がってきた段階であるとし、「個別住戸のドアを共同玄関と言い張るなど、常識的に理解できない」と憤りを隠さない。投稿者は数カ月前にも自宅のドアロックを何者かに外されて侵入される被害に遭い、警察の捜査でも犯人が特定されなかったというトラウマを抱えていた。
身の危険を感じた投稿者は、配達アプリのカスタマーセンターに通報。「配達員への事実確認の際、逆恨みされて自宅の住所をもとに危害を加えられる恐れがある。内容を伝える前にまず私に連絡をほしい」と身辺の保護を要請した。しかし、オペレーターからは「担当部署に申し伝える」との返答のみで、その後は一切の連絡がないという。
このエピソードが拡散すると、ネットユーザーからは「1階の共同玄関を自ら開けて入っておきながら、住戸のドアを間違えるはずがない」などと、配達員に対する冷ややかな視線が集中した。
さらに、「女性の注文とみられるメニューを狙い、初めから犯罪を意図して甘く見たのではないか。初犯とは思えない」といった不審者への追及や、「利用客が極度の恐怖を訴える緊急事態であるにもかかわらず、対応を後回しにした配達プラットフォームの危機管理体制にも深刻な問題がある」との非難の書き込みが続いている。
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