
半導体の超好況が続き、韓国の年間輸出が初めて1兆ドル(約160兆円)を超える可能性が出ている。2026年1~5月の累計輸出額は3935億ドル(約62兆9600億円)で、前年同期比43%増となった。
5月の輸出は877億5000万ドル(約14兆400億円)で、3カ月連続で800億ドルを突破した。現在の流れが続けば、政府目標の7400億ドルを大きく上回り、9000億ドル台半ばに届くとの見方もある。
好調を支えるのはAIデータセンター投資の拡大だ。半導体輸出は2月から4カ月連続で3桁増となり、メモリー価格も上昇している。需要の中心はスマートフォンやパソコンではなく、AIインフラや高帯域幅メモリー、GPUサーバー向けだ。
輸出1兆ドルを達成すれば、韓国は日本とイタリアを抜き、中国、米国、ドイツ、オランダに次ぐ世界5位圏の輸出国となる可能性がある。
ただ、市場では巨大IT企業の投資疲れ、中国の生産能力拡大、米中規制を警戒する声もある。専門家は、AI競争が続く間は好況が維持される可能性が高い一方、競争が一巡すれば減速もあり得るとみている。
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