
韓国統一地方選の一部投票所で投票用紙が不足し混乱が生じた問題で、現場の投票事務に駆り出された自治体(区役所)の公務員労働組合の掲示板に、中央選挙管理委員会への非難や悲痛な訴えが相次いでいる。職員らは「選管のミスなのに、自治体職員が怒れる有権者の『盾』にされている」と猛反発しており、選挙事務のボイコットを辞さない構えも見せている。
ソウル市松坡(ソンパ)区では、用紙不足により投票時間が4時間延長され、市民らの抗議デモで現在も投票箱が搬出できていない。区の職員向け掲示板には3日、「これ以上選挙業務には参加できない」と題した書き込みがあった。投稿者は「なぜこれほどの事態が起きているのに、選管の職員は一人も現場に来ないのか。自治体公務員を弾よけ(身代わりの盾)にするな。明日も通常勤務があるのに退勤すらできない」と窮状を訴えた。
また、隣接する瑞草(ソチョ)区の職員向け掲示板でも「延長勤務への補償は選管がするのか。解決しなければ、選挙事務の拒否闘争に踏み切るべきだ」との意見が出た。別の職員も「自治体職員は選管の下請けではない。選挙のたびに責任だけを背負わされる犠牲者だ」と、安全配慮を怠る選管への不満を爆発させている。
今回の地方選では、松坡区や江南(カンナム)区などソウル市内計14カ所の投票所で用紙が不足し、一部で投票が一時中断する事態となった。
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