
高油価とウォン安で海外旅行費用の負担が増す中、韓国でクルーズ商品が代替旅行として注目されている。高額な航空券や航空燃油サーチャージが不要で、宿泊、食事、寄港地への移動をまとめて済ませられる点が支持されている。
旅行業界によると、モドゥツアーの2026年上半期クルーズ予約件数は前年同期比約350%増えた。韓進トラベルも約10%増加した。30~40代の予約比率も上がり、退職後の旅行という従来の印象から、家族連れや若い層の特別な旅行へと需要が広がっている。
釜山や束草、瑞山など韓国発の商品も人気だ。MSCクルーズの17万トン級「ベリッシマ」は、2026年1、2月の釜山発2航次が短期間で完売し、8月から9月にかけて計12航次へ拡大した。
ただ、韓国発商品の供給はまだ限られ、欧州など長距離航空移動を伴う商品も多い。業界では、燃油サーチャージ負担が続けばクルーズへの関心はさらに広がるとみている。
クルーズ船社国際協会によると、2025年の世界のクルーズ乗客は3720万人で過去最多となり、2028年には4190万人まで増える見通しだ。
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