
「ドミノ現象というのか。大きな音がして、白い煙と土ぼこりがものすごく大きく上がった。その時に通報した」
ソウル市西大門区の西小門高架道路撤去現場で26日午後、床版の一部が崩落し、3人が死亡、3人が負傷した。周辺の交通は規制され、不安げな市民らが現場の向かい側にしばらく立ち尽くしていた。
近隣の商店主や住民は、事故発生当時、大きな音がしたと口をそろえた。
事故直後の目撃者で119番通報者のキム・チャンテさん(68)は「建物が崩れるような音が聞こえた」とし、その後、大きな土ぼこりが立ち上ったと説明した。
キムさんは「ほこりが晴れた後に状況を見たが、惨たんたる状態だった。1トン級のソウル市のバン1台は上部がつぶれていた。落石に当たった人は大けがをして救急車で運ばれた」と話した。
幼稚園児の子どもを抱いていた住民女性は「ドンという音がして、ガスが爆発したのかと思った。家が道路沿いなので昼夜を問わず音は多いが、今回は本当に大きかった。子どもに『雷が鳴ったのかな』と言ったほどだ」と語った。
近くのマンションに住む80代女性は「1日に何度も行き来する場所なのに……」と、ぼうぜんと現場を見つめていた。
ただ、住民らは普段、高架道路の撤去現場周辺を行き来していても、安全上の異常の兆候は感じなかったという。
40代の女性住民と70代の住民は、残念そうに何度もため息をつきながらも「不安だと感じたことはない」と話した。
近くでビアホールを営むキムさんも「これまで安全に人々が通っていた。一般市民が通りながら、あれが崩れるとは思わないのではないか」と沈痛な表情で語った。
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