2026 年 5月 22日 (金)
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北朝鮮・元山葛麻海岸観光地区、7月に再び開場か…施設整備の動き

葛麻海岸観光地区の施設で、路面電車とモーターボートが試験運行されている様子=NKインサイト(c)news1

北朝鮮が、元山葛麻海岸観光地区の施設維持・補修作業と交通インフラ整備を進めていることが分かった。最近の衛星写真分析では、車両の通行と小型モーターボートの運航が再び確認され、夏の繁忙期である7月に再開場する可能性が指摘されている。

韓国の民間衛星写真会社「SIアナリティクス」(SIA)が19日に発行した「NKインサイト」によると、北朝鮮東海岸の元山葛麻海岸観光地では、先月初めから車両の移動が目立って増えた。トラックやバス、路面電車などが観光地全域で観測され、冬季には見られなかった観光用トラムも4月中旬以降、再び登場したことが確認された。

特に4月末からは小型モーターボートが再び現れ始め、5月には臨時船着き場まで設置されたことが分かった。この船着き場は、一部観光客が訪れた2025年8~11月にも同じ場所で確認されており、観光地の運営再開を控えた試験運営の可能性が指摘されている。

ただし、実際の観光客の流入はまだ確認されていない。観光バス駐車場では5月を通じて車両が見つからず、人が集まる時間帯である午前にも海辺の利用客の姿は捉えられていない。このため、現在の動きは観光客の受け入れというより、施設点検と運営準備の性格が強いとの分析が出ている。

観光地内では3月から2種類の観光用カートが新たに観測された。当初は車庫周辺に集中していたが、最近はホテルや各種施設の近くでも確認され、維持・補修人員や物資の輸送に使われているとみられる。正門近くの明沙十里ホテル周辺でも車両移動が継続して確認されている。

北朝鮮は2025年7月、元山葛麻海岸観光地区の竣工を大々的に宣伝したが、その後、冬季の運営は事実上中断された。

最近は、観光地内の最後の重要施設と評価される新しい鉄道駅の建設も速度を上げていると推定される。2025年8月に本格着工された同駅舎には現在、5本の線路が設置され、キャノピー工事も仕上げ段階に入ったと分析される。報告書は、外部工事が早ければ今月中に完了する可能性が高いとみている。

北朝鮮と中国は3月から定期列車と航空便の運航を再開し、一部の中国旅行会社は5月出発の北朝鮮団体観光商品の販売に乗り出している。ただ、公式な観光開放はまだ確認されていない。

(c)news1

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