
韓国で社会的な物議をかもしてニュースで取り上げられた団体に、テレビ局のPDを装って接触し、有利な方向で後続報道を出すとして金銭を要求した男性が、警察に告訴された。
JTBC「事件班長」は最近、50代男が先月、3団体に電話をかけ、「JTBCで扱った事件に関連した後続報道を出す。あなたたちの態度によって報道の方向が変わる可能性がある」として金を要求したと報じた。
ある団体の関係者は「先月5日、男から『世論を覆す秘策がある。記者会見を一緒に開きたい』と連絡が来た。記者会見場として使うホテルやスタッフの手配などに金がかかると言われ、全力で金を渡した」と主張した。
男は団体側に「これはJTBC内部でも極秘の保安事項だ。誰にも連絡するな。そうすればすべて台無しになる」と口止めしたとされる。団体関係者は「極秘の保安事項だと言われ、妻にも知らせずに話を進めた」と訴えた。
男はこの関係者が所属する団体の集会を取材するふりをして姿を見せ、信頼を築いたという。さらに、団体に横断幕の制作費や宿泊費などを追加で求め、団体側は男に計1億8000万ウォン(約1944万円)を渡した。
その後、詐欺だと気づいた団体側はJTBCに連絡し、被害を伝えた。「事件班長」の制作陣が男に電話で問いただすと、「何の被害を受けたというのか」「何を根拠に私を詐欺師呼ばわりするのか」などと、開き直るような答えが返ってきた。
男は最近まで、金融業界だけでなく一部の食品会社にも連絡し、金品を要求していたとされる。JTBCは23日、男を常習恐喝容疑で警察に告発した。これに先立ち、現金を渡した団体も、詐欺容疑で男を告訴した。
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