
体に入れた入れ墨が理由で、プール利用に支障が出ているという50代男性の体験が韓国で紹介された。
JTBCの時事教養番組「事件班長」に24日放送された内容によると、この男性は、住んでいる地域のスポーツセンターで、入れ墨のためプールへの入場が難しいとの案内を受けた。
男性は「1カ月前から近所の運動センターで水泳教室を受けている。きょうもプールに入ろうとした瞬間、受付の職員に呼び止められた」と当時の状況を説明した。
職員は男性に「体に入れ墨はありますか」と尋ねた。男性が「あります。なぜですか」と聞き返すと、職員は「入れ墨がある場合は隠さなければならない。次回からはラッシュガードを着るか、テープで隠してください」と案内した。
男性が「急にどうしてですか。水泳と入れ墨に何の関係があるのですか」と尋ねると、職員は「ほかの会員から苦情が入る」とし、「きょうは入ってもいいが、次回からはだめだ」と伝えた。
男性の腕には比較的大きな入れ墨があるという。男性は「小さなタトゥーまで、すべて隠さなければプールに入れないということだ」と話した。さらに、プールで働くインストラクターも体にテープを貼っていたといい、そのインストラクターは男性に「センターの指示通りにするしかない」とこぼしたという。
男性は「家の周辺にあるプールはここだけで、別の場所に移るのも簡単ではない」とし、「今の時代に入れ墨を隠せというのは妥当なのか」と不満を示した。
この体験について、番組に出演したパネリストの一人は「入れ墨を入れた人を批判するつもりはまったくないが、プール側の対応は少し行き過ぎだと思う」と述べた。一方で「入れ墨によって威圧感を覚える人もいる可能性があり、プール側の対応がまったく理解できないわけではない」とも付け加えた。
入れ墨をめぐる公共施設の利用制限は、これまでも議論の対象になってきた。
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