2026 年 4月 9日 (木)
ホーム社会韓国軍で後輩兵士に暴行・性加害…20代に執行猶予判決

韓国軍で後輩兵士に暴行・性加害…20代に執行猶予判決

(c)news1

韓国の軍部隊で後輩兵士に対する暴行や性加害を繰り返したとして、20代の男に執行猶予付きの有罪判決が言い渡された。軍内の規律と人権問題に改めて関心が集まっている。

裁判所は、強制わいせつや傷害、暴行、威力による加虐行為などの罪に問われた被告に対し、懲役10カ月、執行猶予2年を言い渡した。あわせて性暴力防止教育の受講と社会奉仕も命じた。

判決によると、被告は2024年7〜8月ごろ、慶尚南道昌原市の海軍部隊で後輩4人に対して加害行為を繰り返した。食堂では後輩に対し侮辱的な言葉を浴びせながら身体に触れるなどの行為に及んだほか、作業中に捕まえたムカデを顔に投げつけるなどの嫌がらせも確認された。

さらに、勤務中の後輩の頭部を複数回殴打したほか、ライターで加熱した金属部分を身体に押し当てるなどして複数の被害者にけがを負わせたとされる。一部の被害者に対しては数日間にわたり暴行を続けた事実も認定された。

被告側は一部の行為について「性的意図はなかった」と主張したが、裁判所はこれを退けた。被害者が精神的苦痛や性的羞恥を感じたと証言している点などから、上下関係の範囲を超えた不当な接触と認定した。

裁判所は「本件は個人の権利を侵害するだけでなく、軍組織の健全な秩序と規律を損なう重大な犯罪だ」と指摘した。

一方で、被害者4人のうち3人が処罰を望まない意向を示していることや、被告に前科がないことなどを考慮し、執行猶予付きの判決とした。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular