2026 年 3月 10日 (火)
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韓国現代自動車系モーショナル、AI自動運転を高度化…2026年末に無人ロボタクシー商用化へ

ラスベガスの通りを走行するモーショナルのロボタクシー=現代自動車グループ(c)KOREA WAVE

韓国・現代自動車グループの自動運転合弁会社「モーショナル(Motional)」が、人工知能(AI)ベースの自動運転技術を高度化し、2026年末に無人ロボタクシーの商用化を目指している。

韓国メガ・ニュース(MEGA News)のキム・ジェソン記者の取材によると、同社のローラ・メイジャー最高経営責任者(CEO)は最近、現代自動車の公式ポッドキャスト「ヒョンデ(現代)進行形」のインタビューで「自動運転技術で最も重要なのは、全体の大部分を占める一般的な走行ではなく、約1%に当たる例外状況を安全に処理することだ」と述べた。

モーショナルは2025年、自動運転システムの構造をAI中心の方式へ再設計した。特に「巨大走行モデル(LDM)」を導入し、複雑な都市環境でも安定して走行できるよう技術を高度化している。

このモデルは一般的な走行状況の大半を処理する役割を担う。一方で、例外的な状況や危険の可能性がある場合には、別途の「ガードレール」と呼ばれる安全システムが介入し、誤った判断を防ぐ構造になっている。メイジャーCEOは「AIが通常の走行を担当し、ガードレールが安全を補完する方式だ」と説明した。

モーショナルは開発過程で「早く失敗せよ(Fail Fast)」という原則を採用している。問題を早期に見つけて修正し、技術学習の速度を高めるための戦略だ。

自動運転技術を検証するため、性格の異なる都市でテストも進めている。計画都市であるラスベガスでは広い道路と規則的な交通環境を中心に、ピッツバーグでは狭く複雑な道路や不規則な交差点の環境を中心にデータを蓄積している。

メイジャーCEOは「戦略的に環境が異なる二つの都市を選んだ。対照的な環境でのテストを通じて、世界中どの都市でも適用できる汎用的な自動運転システムを開発できる」と説明した。

モーショナルはこれまでウーバーやリフトと協力し、約13万回以上の自動運転サービスを運営してきた。こうした実走行データをもとに、乗客の情報利用方法や経路変更の要請、車両ディスプレイやスマートフォンの使用パターンなど、ユーザー体験の分析も進めている。

メイジャーCEOは「自動運転技術は単に車両が自ら走行することだけではなく、乗客体験まで含めたサービス全体の完成度が重要だ」と強調した。

モーショナルはこうした技術基盤をもとに、2026年末の無人ロボタクシー商用化を目標に開発を進めている。

(c)KOREA WAVE

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