2026 年 4月 24日 (金)

年間アーカイブ 2025

美容室に現れ、立ち去らない「僧侶」…韓国・祈祷料33万ウォン+交通費6万ウォン、正体は詐欺師?

韓国・忠清南道牙山市(チュンチョンナムド・アサンシ)の美容室に、僧侶を装った男が現れ、偽の占いと祈祷料名目で39万ウォン(約4万2900円)をだまし取る事件が発生した。放送局JTBCの番組「事件班長」が報じた。 2月26日午後2時ごろ、客のいない美容室に僧侶がやって来た。店主は「ここは美容室ですよ」と伝えた。 店主は以前に「僧侶にはともかく少額でも渡した方がよい」と聞いたことがあるため、1万ウォン(約1100円)だけ手渡した。 しかし、僧侶は立ち去らず、「ペンと紙を持ってきて」と要求し、「生年月日は?」などと占いを始めた。 僧侶は「夫を大切にしなさい」「子どもは福をもたらす存在」など、誰にでも当てはまる言葉を並べ立てた後、3枚のお守りを渡し、計33万ウォンを振り込むよう要求した。 店主は「お金がない」と断ったが、男は「払え」と強要し、その場で振り込ませた。 さらに「交通費も出せ」と迫り、店主の財布にあった6万ウォン(約6600円)を奪い取るようにして持ち去った。 僧侶は釜山(プサン)の寺院に所属していると名乗り、名刺を残していたが、電話をかけても応答はなかった。 後にネット検索で見つけた携帯番号にJTBCの取材班が連絡すると、男は「お守りを作った正当な対価だ」「店主は10倍の功徳を得た」と開き直った。 店主は「だまされたのが悔しく、家族にも言えなかった」と涙ながらに語った。ネット上では「僧侶の姿をしただけの詐欺師」と怒りの声が上がっている。 (c)news1

離婚後、子どもの養育費を13年間未払い…韓国・1億5800万ウォン滞納の男に実刑判決

離婚後、子どもに対する養育費を一切支払わなかったとして、養育費履行確保および支援に関する法律違反の罪に問われた男(52)に対し、韓国・仁川(インチョン)地裁は8日、懲役4カ月ので実刑判決を言い渡した。 男は2012年1月に離婚する際、子どもが成人するまで毎月1人当たり50万ウォン(約5万5000円)を支払うことで合意した。しかし、離婚してから13年間、一度も養育費を支払わず、たびたび収監決定を受けていた。支払わなかった養育費は158カ月分、総額1億5800万ウォン(約1730万円)に達する。 判決は次のように指弾した。 「元妻は長期間にわたり法的争いを続け、大きな精神的苦痛を受けたと考えられる。未払い養育費の額が非常に大きいうえ、現在も支払いの努力を一切していない」 韓国では2021年、養育費未払い者を刑事処罰できるよう法律が改正された。 (c)NEWSIS

「忙しくてエサをやれなかった」…韓国・牧場で韓牛63頭が餓死

韓国・全羅南道(チョルラナムド)海南(ヘナム)郡の畜舎で韓牛(ハヌ)63頭が相次いで死亡し、警察が原因調査に乗り出した。専門家らは、エサを与えられなかったことによる餓死の可能性が高いと見ている。 海南警察署などによると、9日午後1時28分ごろ、海南郡にある畜舎で「牛が死んでいるようだ」という住民からの通報があった。 警察が現場を確認したところ、延べ面積1482平方メートルの畜舎で飼育されていた韓牛67頭のうち、63頭がすでに死亡していることが判明した。 現場を訪れた獣医師や畜産事業所の所長など専門家の見解によると、伝染病や外部からの攻撃による死因の可能性は低いという。 海南郡は農場の所有者(30代)に対し、死亡した牛の処理および農場の整理を命じた。農場を実質的に管理していたこの所有者は「最近、スケジュールが忙しくて管理ができなかった」と説明している。 関係当局は、この所有者が飼料の供給を怠るなど飼育管理に問題があったと見て、動物衛生試験所に病理検査を依頼し、正確な死因の特定を進めている。 警察は、死因が特定され次第、動物保護法違反の適用を含む責任追及や立件の可否を判断する方針だ。 (c)news1

「今、旅行しても大丈夫?」…世界で流行中の「はしか」、韓国でも予防の徹底呼びかけ

世界各地で麻疹(はしか)が流行する中、韓国の疾病管理庁は予防接種の徹底を呼びかけている。 疾病管理庁によると、韓国内の麻疹患者は昨年49人、今年は3月6日現在で16人が確認されており、全員が海外旅行中に感染したか、帰国後に患者と接触して感染したケースだった。 特に昨年12月から今年3月6日までに発生した患者18人のうち、13人はベトナムへの渡航歴があることがわかっている。残りの5人は、国内で患者と接触して感染した。 ベトナムを訪問して麻疹に感染した13人のうち、1人を除いてすべてワクチン接種の履歴が不明か、接種を受けていなかった。年齢層は生後0歳(3人)から50代まで幅広く、特に4人は麻疹ワクチン1回目の接種対象年齢(12~15カ月)前の乳児だった。 彼らのベトナム滞在期間は最短5日から最長6週間で、帰国後に発熱・咳・鼻水など麻疹の初期症状を経て発疹が現れたという。 これを受けて疾病管理庁は「海外旅行前には必ず予防接種を受け、帰国後に発熱や発疹の症状があれば麻疹を疑ってほしい」と呼びかけている。 世界保健機関(WHO)によると、昨年の世界全体の麻疹患者は約33万人に達し、特にヨーロッパ、中東、アフリカで多く報告されている。 韓国人に人気の旅行先でも感染例が多く、フィリピン(4001人)、マレーシア(3753人)、ベトナム(2105人)、中国(1026人)で多数の患者が確認されている。旅行を計画している人は、特に注意が必要だ。 (c)NEWSIS

韓国・43歳「国民歌手」うつ病・不眠症から麻薬論争まで…「光と影」残し、世を去る

韓国の人気歌手で「国民歌手」と称されたフィソンが43歳で亡くなった。10日午後、ソウル市広津区の自宅で遺体となって発見された。消防当局は遺族からの通報を受け駆けつけたが、死亡から時間が経過していたという。 現地警察は外部侵入や犯罪の痕跡はないとしている。警察はフィソンの死因や日時などを特定するために国立科学捜査研究院に解剖検査を依頼する。 フィソンは1997年、S.E.S.のバックダンサーとして芸能界入り。2002年に1stアルバム「Like a Movie」を発表。その後もヒット曲を生み、ゴールデンディスク本賞を3度受賞。作詞家としても活躍し、ユンナやT-ARA、TWICEらの楽曲を手がけた。 しかし、成功の裏で深刻なうつ病に悩まされていた。2005年に慢性うつ病と診断され、検査では通常の24倍のうつ症状が確認されたという。さらに、慢性鼻炎による不眠症に苦しみ、やがて麻薬性睡眠麻酔薬「プロポフォール」を違法投与。2019年から2020年にかけて複数回使用し、2021年に執行猶予付きの有罪判決を受けた。 2020年には睡眠誘導麻酔薬「エトミデート」を投与し、意識を失った状態で発見されたこともあった。エトミデートは韓国では麻薬指定されていなかったが、先月28日に韓国食品医薬品安全処が新たに麻薬・向精神薬に指定する法改正案を発表した。 フィソンの突然の死に、所属事務所は「遺族や関係者は深い悲しみに包まれている」とコメントを発表。韓国の音楽界に大きな衝撃が広がっている。 (c)MONEYTODAY

1930年、日本植民地の朝鮮半島を生きた14歳の目線…その日記が語る青春と日常

1930(昭和5)年、日本の植民地支配下にあった朝鮮半島の京城(現・ソウル市)に生まれ、現地の学校に通っていた14歳の少年(Y君)。Y君は現地の言葉と日本語を交えた日記を書き、当時の京城の様子を克明に記録していた。 その日記を取り上げた「一九三〇朝鮮人生徒の日記――十四歳、京城府での一年」(帝京大学出版会)がこのほど、出版された。著者は帝京大学外国語学部の原智弘(はら・ともひろ)教授。 原教授は1976年、横浜市出身。九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了、博士(文学)。専門は近代朝鮮史、島嶼研究。韓国留学中の2002年、ソウルの古本屋で偶然手に取った1冊の日記が、その素材となった。 1930年代、日本と朝鮮半島は複雑な関係にあった。そんななかにあって、素朴で、豊かな「個人の生」があった。家族や友人とのやりとり、学校での出来事、日々の楽しみ、食事……。Y君がつづった1冊の日記帳からは、Y君の青春や当時の京城がリアルに浮かび上がってくる。 この「一九三〇朝鮮人生徒の日記」を取り上げるトークイベントが3月21日、韓国書籍専門書店「チェッコリ(CHEKCCORI)」(東京都千代田区神田神保町1)で開催される。原教授を交え、本の内容を掘り下げ、参加者と共有する。詳細は「チェッコリ」のホームページに掲載されている。 (c)KOREA WAVE

マンションのエレベーターがドア開いたまま上昇、入居者が挟まれ死亡…韓国・保守管理業者に有罪判決

ソウル市東大門区(トンデムング)のマンションで昨年2月、エレベーターの誤作動による死亡事故が発生した。ソウル北部地裁はこのほど、保守管理業者らに業務上過失致死の罪で執行猶予付きの禁錮刑を言い渡した。 当時、マンションのエレベーターは地上10階の乗降場でドアスイッチの接地線のテープが剥がれていたため、ドアが開いていることを認識できないまま上昇を始めた。 その結果、エレベーターに乗ろうとしていた被害者が、左脚を外壁と、動き出したエレベーターのカゴの間に挟まれ、切断する大けがをし、同5月に肺炎などの合併症で死亡した。 業者らはエレベーターのドアが開いた状態では昇降しないよう管理する義務があったのにそれを怠り、入居者を死亡させる事故を起こしたとして起訴された。業者はこのマンションのエレベーターを月1回点検する業務を担当していた。 地裁は「業務上の注意義務違反によって被害者が死亡するという重大な結果が生じた」と指摘した。 (c)news1

韓国で加速する銀行の店舗閉鎖…10年で1500店舗が消滅

韓国の銀行業界で店舗閉鎖が加速している。金融監督院のデータによると、国内17行の店舗数は2014年末の7281店から2024年9月末には5698店へと、1583店減少。特に直近5年間の閉鎖ペースは前の5年間の約2倍に達し、デジタル化の進展が影響している。 スマートフォンの普及により、利用者の90%以上がモバイルバンキングを活用している。高額な賃貸料や人件費の負担が重く、銀行側も店舗維持が難しくなっている。 一方で、高齢者にはデジタル金融の利用が困難なケースが多く、住宅ローンなど複雑な手続きでは対面相談を求める声が根強い。 4大銀行(国民・新韓・ハナ・ウリ)はいずれも600~700店規模に縮小し、特に新韓銀行は193店まで減少した。農協銀行は1000店以上を維持し、IBK企業銀行は唯一店舗を増やしている。 銀行店舗の閉鎖は韓国に限らず、米英豪などでも進行している。銀行関係者は「公共性と収益性の両立が課題」と指摘し、金融当局も「経営効率化と金融アクセスの確保を両立させる戦略が必要」との見解を示している。 (c)news1

春、どこへ行こう?…心と体を癒やす韓国国内旅行地5選

韓国観光公社は「2025-2026韓国観光100選」の中から、歴史と自然が織り成す癒やしの物語を持つ5つの旅行地を選定した。 ◇平和の時代を夢見る 非武装地帯(DMZ)と接する臨津閣(イムジンガク)は、戦争の痛みと平和の尊さを伝える観光地として、多くの訪問者を迎えている。 ここには、故郷を遠くから眺めた避難民のための「望拝壇(マンベダン)」、戦争で破壊された「鉄橋(チョルギョ)」、銃弾の跡が残る「長湍駅(チャンダンヨク)」の蒸気機関車などがある。また、カラフルな風車の丘や臨津江(イムジンガン)沿いの生態探訪路も整備されている。 特に、民間人統制区域を越えて運行する「臨津閣平和ゴンドラ」に乗れば、特別な体験ができる。さらに、旧米軍駐屯地「キャンプ・グリーブス」では、ガイドツアーを通じて兵舎や弾薬庫などを見学できる。 一方、「DMZ生生ヌリ」では、デジタル技術を駆使したメディアアートやVRドローンライドなどを通じて、DMZの歴史と生態環境を体験できる。 ◇ピュアな旅 江原道(カンウォンド)の大関嶺(テグァルリョン)は、標高832mに位置し、韓国では珍しい広大な高原地帯が広がる。大関嶺には、三養(サムヤン)牧場、ハヌル牧場(天空牧場)、大関嶺羊牧場の三大牧場がある。 三養牧場は、ソウル・汝矣島(ヨイド)の7倍の広さを誇り、壮大な景色が楽しめる。ハヌル牧場では、世界的に希少な ヴァレーブラックノーズシープを間近で見ることができる。大関嶺羊牧場は、フォトスポットとして人気の木造小屋が特徴的だ。 ◇李舜臣を偲ぶ 韓国で最も尊敬される英雄、イ・スンシン(李舜臣)を祀る顕忠祠(ヒョンチュンサ)は、初めて「韓国観光100選」に選定された。境内には、イ・スンシンの業績を紹介する記念館があり、彼の人間的な一面も知ることができる。 また、温陽(オニャン)温泉や伝統文化を体験できる温陽民俗博物館、四季折々の花が楽しめる世界花植物園など、周辺にも見どころが豊富だ。 ◇免疫力アップの旅 智異山(チリサン)のふもとにある山清(サンチョン)は、自然豊かな環境の中で漢方医療文化を体験できる場所だ。東医宝鑑村(トンイボガムチョン)では、韓医学博物館、漢方体験館、薬草市場などがあり、各種体験プログラムも充実している。 また、漢方森林浴や薬草を使った料理を楽しめる施設もあり、体を内側から整えることができる。 ◇伝統と芸術 南原(ナムウォン)は「春香伝(チュニャンジョン)」の舞台として知られ、古き良き韓国の雰囲気が漂う。南原観光団地には、春香テーマパークや「南原らしさ」を表現した南原ダウム館があり、観光名所が点在している。 春には、蓼川(ヨチョン)の桜並木がトンネルのように美しく彩られ、幻想的な夜景を楽しめる。日本統治時代に渡った韓国陶工の歴史を伝える「シムスグァン陶磁展示館」も訪れる価値がある。 (c)news1

「中国の技術力に頭が痛くなるほどの衝撃を受けた」韓国閣僚の危機感 [韓国記者コラム]

「急がば回れ」 状況が厳しい時こそ冷静に周囲を見渡し、正しい判断を下せという意味だ。スペイン・バルセロナで開かれた世界最大の移動通信展示会「モバイルワールドコングレス(MWC)」に出席したユ・サンイム(劉相任)科学技術情報通信相の姿勢は、まさにこの言葉を体現するものだった。 ユ・サンイム氏はMWC期間中、一度もスニーカーを脱ぐことはなかった。中国企業が披露したヒューマノイド(人型ロボット)をはじめとするAI技術は、韓国企業にとって大きな脅威となり得るものだったからだ。 MWCでは、スタートアップ企業ブースを手始めに、韓国のサムスン電子、SKテレコム、LG Uプラス、KTのブースを次々と訪問した。企業代表らと面会し、絶え間なく質問を投げかけた。 忙しく動き回る一方で、ユ・サンイム氏は現状を冷静に分析していた。韓国企業の技術力を手放しで称賛するのではなく、スペイン政府関係者との交流時間が十分に取れなかったことを悔やんだ。 MWC閉幕の前日、ユ・サンイム氏は「中国の技術力に、頭が痛くなるほどの衝撃を受けた」と率直な感想を述べた。そして、韓国の研究機関(政府系研究所)の研究体制を改善する必要があると指摘した。 科学技術情報通信相がMWCを訪れるのは3年ぶりだった。大統領と首相が不在という状況下で、政府高官さえも参加しなければ「韓国が正常に機能していない」と国際社会に誤ったメッセージを与えかねないとの懸念もあり、ユ・サンイム氏は現場に足を運んだ。結果的に、訪問自体が“外交”となり、AI技術の最新動向を視察する機会となった。 最終日、ユ・サンイム氏はスニーカーを脱ぎ、革靴に履き替えた。しかし、ユ・サンイム氏が韓国に持ち帰る課題は山積みだった。その中で最も喫緊の問題は「人材確保」だ。 中国がファーウェイやディープシンクといった先端企業を育成できたのは、海外で経験を積んだ優秀な人材が母国へ戻り、技術生態系を構築したためだ。 ユ・サンイム氏もこの点を強調した。 韓国も自国の弱点を冷静に見つめ直し、具体的な対策を講じるべき時期に来ている。海外に流出した韓国人技術者を呼び戻すインセンティブの提供や、海外の優秀な研究者を招聘する方法を真剣に検討しなければならない。 急ぐほど遠回りするべき時もある。しかし、ユ・サンイム氏は既に「遠回りの中で何をすべきか」を判断した。 今こそ、迅速な行動に移すべき時だ。MWCでの“スニーカー外交”が、韓国の技術革新を加速させる第一歩となることを期待したい。【news1 ソン・オムジ記者】 (c)news1
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